気づいたら春
毎年梅の花をみてから桜を見るから、あれ、おもったより白いな。ってなる
そして、見頃はあまりに一瞬でおわる
さいきんはわたしは人生を虚しく感じているんだなということを考えている
虚しいというとすごく暗い感じもするがネガティブな気持ちではなく、なるほどそういうことか、がってんがってんくらいの気持ち
そう、虚しい
虚しいという言葉の意味はよくわからないのに、この感覚、気持ちは、虚しいという言葉がぴたりとあうのがわかるのが、母国語のすごいところだ
辞書には、なにもない、からっぽ、みたいなことが書いてあった
あまり心が動かない
たとえばなにかを買ったり、本を読んだり、テレビを見たり、映画を見たり
心が動かなくて、わたしが望んでるものではないんだなあとおもう
休んでいる時も娯楽を享受しているときも、味わっているんじゃなくてストレス発散で衝動的にやっている感じがする
人生を消費している
ごはんを食べてちょっとビールを飲んで考え事をしたり、散歩して晴れている空を見たり、景色をぼーっと眺めたりする
なんかそのくらいしか必要ないんじゃないかと思って、いる。
感性をとりもどそう
いまのこの情報社会とか効率を求められる社会人でいる時間を乗り切るために
かなり感性を鈍らせて生きている可能性がある
ということで、モーニングノートをかいてみたり、古典を読んでみたりしはじめた
内省の効能と、先人たちの知恵を生かす作戦
セネカの人生の短さについてを読んでいる
時代も文化も立場も性別も歳も違うのに、同じテーマにぶつかって考えているって、すごい
取り急ぎわたしは人類普遍の悩みに悩んでる、とてつもない凡人なんだなということはわかった